ラウンドユースとは、コンテナラウンドユース(CRU)とも呼ばれ、輸入コンテナを目的地で荷卸後、空になったコンテナを返却せずに輸出用の貨物を積み込んで継続利用することを指します。
一般的には、輸入後に荷卸しされたコンテナは空のまま回送され、インランドデポと呼ばれるコンテナ中継地まで返却されていました。しかし、コンテナの荷揚げ港から国内の目的地までの輸送や、空のコンテナを回収するドレージコストの上昇により、コスト削減のためにラウンドユースするようになりました。ラウンドユースは、国土交通省や経済産業省によって促進されています。
ラウンドユースのメリットとして、以下のような点が挙げられます。
・空コンテナの輸送にかかっていたCO2排出量の削減と、それによる環境負荷を軽減できること
・空コンテナのコンテナヤード(CY)への搬入・搬出軽減による混雑緩和につながること
・空コンテナの回送にかかるドライバーの負担の軽減と、ドライバー不足の緩和につながること
一方、デメリットとして、輸入荷主と輸出荷主のタイミングのマッチングが難しいことや、荷卸し後のコンテナの汚れを清掃する必要があるという課題があります。
【参考】
ジェトロ(日本貿易振興機構)『コンテナラウンドユースとは』
https://www.jetro.go.jp/world/qa/J-250301.html
埼玉県『物流効率化の推進(コンテナラウンドユース)』
https://www.pref.saitama.lg.jp/a1102/container/index.html