積載量とは?

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 積載量

 積載量とは?

積載量とは、一般的にトラックや無人搬送車、船舶などの輸送機関や輸送手段に積み込める貨物や荷物の量を指します。
同じような意味の用語として積載荷重がありますが、これはトラックや無人搬送車などへの積載が可能な最大荷重のことです。

積載量を表す単位は一般的には、キログラム(kg)やトン(t)、容積を表す立方メートル(㎥)などですが、トラックや船舶などの輸送機関によって異なります。
例えば、トラックの場合は(kg)やトン(t)が使用されますが、液体を輸送するタンクローリーの場合はリットル(L)またはキロリットル(kl)が使用されています。

コンテナ船の積載量はTEU(Twenty-foot Equivalent Unit)ですが、これは20フィートコンテナがいくつ積載可能かを表します。

なお、40フィートコンテナは2TEUとして換算されます。ちなみに世界最大級のコンテナ船は2万4000TEU型と呼ばれ、20フィートコンテナを2万4千個、40フィートコンテナを1万2千個積載することができます。

また、航空機の積載量は、貨物や乗客、燃料などを含めた航空機の最大搭載重量で表します。
従って、旅客機と貨物専用機では積載量が大きく異なります。旅客機で貨物を輸送する場合は、旅客の手荷物の多寡などによって、輸送できる貨物量が変動する場合があります。

積載量と合わせて、頻繁に利用される用語として積載効率があります。積載効率とは、輸送機関の積載可能な容積に対して、積載された貨物や荷物の容積、または積載可能な重量に対して積載された貨物や荷物の重量の割合を意味します。つまり積載効率とは、積載可能な量に対して実際に積んだ量の割合のこととなります。

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