積載率とは?

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積載率

積載率とは?

積載率とは、主にトラックなどの輸送手段において、積載可能な最大重量または容積に対して実際に積載した量の比率のことです。

積載率は輸送効率のKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)の1つであり「どれだけ効率的な輸送を行うことができたのか」といった車両の積載効率を可視化します。

積載率は積載数量÷積載可能数量

で算出でき、数値が高いほど輸送効率が良いことを示します。

近年、営業用トラックの積載率は40%前後と低い水準で推移していることが課題になっています。物流の2024年問題では、今後の少子高齢化とドライバー不足による輸送の担い手の減少が大きな問題として注目され、1台のトラックの輸送量向上が大きな課題です。

そうしたなか、2025年4月1日から施行された「物流効率化法」(※)では、輸送能力の増加を目的として、貨物自動車運送事業者等に対して、積載効率の向上等の努力義務が求められています。

(※)参考:国土交通省:「物流効率化法」理解促進ポータルサイト
https://www.revised-logistics-act-portal.mlit.go.jp/

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