イントラロジスティクスとは?

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イントラロジスティクス

イントラロジスティクスとは?

イントラロジスティクス(Intralogistics)とは、工場や物流センター、倉庫など施設内の物流システムやプロセスを意味します。
イントラロジスティクスは施設内で行われる物流プロセス全般を対象としており、施設内部の処理フロー、貨物や商品のフロー、情報フロー、システムの実装や制御、最適化などが含まれています。

もともと、イントラ(intra)には「~内の」や「内部の」といった意味があり、特にITの文脈におけるイントラネット(intranet)は、特定の組織や企業内での情報通信網を指す言葉として使用されてきました。
イントラロジスティクスの概念は、2003年に業界およびマーケティングの専門家によって定義されました。また、イントラロジスティクスの対象となる業界は、昇降装置業、コンベヤ業、保管技術業、物流ソフトウェア業、各種サービス業です。

イントラロジスティクスの進展によって、物流は人手による属人的な作業から自動化やデジタル技術を活用した効率的なシステムへと進化しています。
例えば、無人搬送車(AGV:Automatic Guided Vehicle)や自律走行搬送ロボット(AMR:Autonomous Mobile Robot)をはじめとするロボットやさまさまざまな自動化機器の導入によって、作業効率の向上や生産性の向上が実現されました。さらに高度なソフトウェアの導入によって正確な在庫管理や迅速な受注処理だけでなく、物流システム全体の高度な連携、リアルタイムでの状態の可視化、運用の最適化が実現されています。

参考:イントラロジスティクスの歴史

参考:イントラロジスティクスについて
https://www.ranpak.com/jp/blog/2022/09/06/intralogistics-fundamentals/

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