物流センターとは?

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物流センター

物流センターとは?

物流センターとは、商品の入荷から出荷まで一連の物流業務を行う施設です。
物流センターは、単なる保管機能だけでなく、高度な物流機能を備えた重要な拠点として機能します。
主に入荷、保管、流通加工ピッキング、仕分け、包装、出荷などを担います。
倉庫と異なるのは、保管機能に特化している倉庫に対し、物流センターは保管以外の高度な物流機能を備えていることです。

日本産業規格『JISZ0111:2006 物流用語 4002』では、物流センターを次のように定義しています。「物流活動を構成する諸機能をもつ施設。流通センターともいう。このうち,配送活動に特化した施設を配送センターという。」(※)

(※)引用:日本産業規格『JISZ0111:2006 物流用語 4002』
https://kikakurui.com/z0/Z0111-2006-01.html

物流センターには以下の種類があり、これらを総称して「物流センター」と考えるのが一般的です。

1.配送センター

商品の配送に特化した施設です。

2.ディストリビューションセンター(DC)

在庫型物流センターとも呼ばれ、商品を一定期間保管し、出荷する機能をもちます。

3.トランスファーセンター(TC)

通過型物流センターと呼ばれ、入荷した商品を保管せずに仕分けや積み替えを行い、迅速に出荷する機能をもつ施設です。

4.フルフィルメントセンター(FC)

EC事業に特化し受注から発送、在庫管理、返品対応、さらにはカスタマーサポートなどの機能をもつ物流センターです。
EC事業に必要なプロセスが自動化されている施設もあります。

5.プロセスセンター(PC)

流通加工機能を持つ施設で、精密機器の組立てや生鮮食品の加工など、流通加工に特化した機能をもちます。

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