協働ロボットとは?

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協働ロボット

協働ロボットとは?

協働ロボットとは、産業用ロボットの一種であり、「人と協調して働くロボット」を意味します。協働ロボットは人と同一空間で作業することができ、物流業界においても様々な現場で活用されています。

従来の産業用ロボットは出力が大きいため、人とロボットが同一空間で作業することが困難でした。作業員の安全を確保するため、ロボットの稼働スペースに安全柵を設置するなど、物理的に隔離されたスペースが必要でした。

一方、協働ロボットは従来の産業用ロボットと比較し、コンパクトかつ軽量な機体で、狭いスペースでの安全な運用が可能になりました。
従来の産業用ロボットのように稼働スペースを隔離する必要はありません。

また、従来の産業用ロボットと協働ロボットでは作業範囲も異なります。従来の産業用ロボットは製造業の大規模なラインで、人の代わりに単純作業を行うことが主な役割でした。

一方、協働ロボットは単純作業や反復作業を行うことに加え、人と直接モノや道具の受け渡しなどの作業ができます。協働ロボットは、人とロボットそれぞれの長所を活かしお互いの短所を補って作業することで相乗効果をあげることができます。こうしたメリットによって協働ロボットはピッキング工程や運搬工程など物流の分野においても活用が拡大し、作業の負担軽減や生産性の向上に寄与しています。

協働ロボットは導入コストの削減や、安全性向上、ロボットを動かすためにプログラミングするティーチングの容易さなどから導入が広まっています。協働ロボットの導入には以下の3つのメリットがあります。


・コスト削減
・作業員の負担軽減
・物流品質の安定

(※)参考:https://media.plus-automation.com/column/raas_20

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