物流ITコンサルティングサービス
社名 | 株式会社日比谷花壇(法人番号 8010001027100) HIBIYA-KADAN FLORAL CO., LTD. |
所在地 | 〒106-8587 東京都港区南麻布1-6-30 |
創業 | 1872年(明治5年) |
設立 | 1950年(昭和25年12月6日) |
代表者 | 代表取締役社長 宮島 浩彰 |
事業内容 | ・イベントプロデュース事業 ・ウエディングフラワー事業 ・ECにおけるフラワーサービス事業 ・ダイレクトマーケティング事業 ・フラワーショップの経営 ・フラワーギフト/フラワーデザインが含まれます。 |
株式会社日比谷花壇では以下の3つを目的として物流ITコンサルティングサービス導入に取り組んでいます。
① 各施設独自保有を含めた資器材の見える化、管理・運営のルール標準化
② エリア毎の在庫共有化によるコスト削減、工数削減、業務効率化、生産性の向上
③ 受注システムとの連携による受注から器材レンタル(納品~撤去まで)のDX化
現在は、システム本番稼働後、順次進めた全国展開フェーズも終盤に差し掛かり、頻度別在庫配置の見直し検討を並行して実施している状況です。
現在の状況や今後の展望について、株式会社日比谷花壇 バンケット事業統括部 野呂田様、購買企画推進部 増田様に、お話を伺いしました。
前回の導入事例「運用ルールの策定完了、本番稼働に向けて導入作業中」編はこちらからご覧ください。
<支援内容> ・全国150施設を超える導入の状況を可視化、進捗管理の支援 ・資器材の見える化、管理・運営にあたってのルール標準化 |
A1. 苦労した点は、全国の施設へ導入を進めていくにあたっての進捗管理です。また、現在の業務方法を変えることへのハードルを取り払うことにも注力しました。
社内のひとりひとりにプロジェクトの意味を理解してもらうことが難しいと感じました。
システム利用者が納得したうえで、目的を持ってシステムを利用することが必要だと思い、そのために、導入目的・変更目的を明確にし、理解してもらえるように工夫しました。さらに、導入後のメリットが伝わるように前向きな声掛けを心掛けました。
<支援内容> ・システム利用状況(予約や貸出/返却)・履歴から助言などサポート ・地域ごとの人気/不人気器材の傾向分析、レポート |
A2. 現在のフェーズでの懸念点(疑問点)は4点ほどあります。
・システム利用がなかなか進まないメンバーへのサポートが必要な点
・システムが想定通りに運用されているかという点
・各店が保有している器材が本当に把握できているかという点
・施設によってはシステム運用が不透明である点
(全ての資材を予約しているのか、レンタルしたいものだけ予約しているのか等)
システム導入の推進と並行して、上述のフォローアップが必要と考えているため、現在対応しています。
<支援内容> ・傾向分析から再配置検討・効率的な保管先移転方法などの助言 ・保管料・スペースの拡大抑止、人気器材の配置変更・不人気器材の廃棄などの助言 |
A3. 現在は、倉庫保管の器材(作業場所に無い器材)の予約管理のみに利用していますが、今後は各施設の制作場所に保管している器材の在庫管理にも利用する予定です。
また、生産性向上や業務効率化など、システム導入によって得た効果を現場へ共有し、システム利用者にメリットを実感してもらうため、訴求活動を継続していきます。
今後の展開としては、予約データを分析し、器材の最適な管理を継続的に検討することで、手元の資材在庫の有無に関わらず、全て適正に予約をする運用が通常運転となるよう、より正確なデータを集め、活用していきたいと考えています。
<支援内容> ・傾向分析ツール提供での把握容易化、本部・地域拠点での自走を支援 |
A4. 器材レンタルの利用実績、溜まったデータを活用していきたいと考えているため、今後はシステム内でデータ分析までできるようになることを期待しています。
左から、株式会社日比谷花壇 バンケット事業統括部 野呂田様、購買企画推進部 増田様
鈴与シンワート 物流コンサルティング事業部 山田、目黒
最新の記事
物流ITコンサルティングサービス
物流ITコンサルティングサービス
物流ITコンサルティングサービス